2.25.2011

国に見切りつけたアイルランド人の国外流出が加速

Irish Remedy for Hard Times: Leaving
(Wall Street Journal, 2/24/11)

  • アイルランド人、自国の経済が苦しくなってくると「国を捨てて出てゆく」という伝統(?)を発揮。(記事の中のグラフがこれまたすごくて、必見。)

(以下引用)

サウジの石油はリビアの穴埋めには即使えない

Why you really can’t swap Libyan oil for Saudi
(FT Alphaville, 2/23/11, hat tip @xmacoxnn)


  • リビア情勢に不透明感が増し原油価格の乱高下が続いており、市場はリビアからのサプライ動向を気にしている。
  • サウジアラビアが、リビア問題でサプライに支障が出ないようにコミットするという話が数日前から出ているが、サウジの原油とリビアのそれとでは油質が違い、最終プロダクトとして市場に出てくるまでにはサウジの原油はより時間を食うらしい。
  • それ故、単に「量」のみに着目した、サウジによるサプライ補充の議論は片手落ちである、というオピニオン。


(以下引用)
Prompt Brent markets have also flipped into slight backwardation, a trend we expect to continue in the short term, if sourcing immediate supplies is the concern. Moreover, the time taken to bring those Saudi barrels to the market is likely to be significantly longer compared to the ongoing Libyan production. Thus, the concept of a barrel for barrel replacement is not a correct one.

次の下げ足はパーフェクトストーム状態?

The Perfect Storm For The Next Leg Down
(ETF Daily News, 2/24/11)


  • 最近の米株ラリーはQE2で舞い上がったパーティ、でも、そのお祭り騒ぎもまもなく終わるとする、過去パターンとテクニカル分析からの視点で書かれたブログ記事。
  • 一時調整は入るが株価は伸び続けるという意見も市場には根強くあり、ほんとうにパーフェクトストームになるかどうかは誰にもわからないが、2007年の米株市場を振り返り、この人が言っている「02~07年のブル市場は金融株が牽引したのに、07年2月のコレクション以降の盛り返しに主役だった金融株がついてこれなくなっていたのは、やばいサイン点滅という意味だった。」というコメントには同意。(実際、当時それは話題になっていた。PBRが低いという理由で金融株を薦めるアナリストも少なくなかったのも事実。)

2.21.2011

中国ソブリンファンド、モルスタから東京の不動産融資を買う

CIC and Blackstone team up in Japan
(Financial Times、2/20/11)

  • 中国ソブリンファンドCICと米ブラックストーンが手を組んで、モルスタから日本の不動産向け融資ポートフォリオ(モルスタ本体から出されたプライマリーローン)を購入。CICはディストレス資産の直接投資に意欲を見せている。
  • 今回CICに売却された融資ポートは、MSが2005~2007年にかけて日本の不動産市場がやや上向く兆しを見せた時に出されたもので、MSはこれらをリパックしてCMBSとして市場売却する予定だったが、クレジット危機でその案は不可能に。セール対象額はローン額面で$1.1bn相当、ディスカウント率は額面の65%、正常および延滞債権ともに含む。ブラックストーンが関与してるといえど、投資資金のほとんどはCICから拠出。
  • MSとCICの関係はここ数年密接で、CICは2007年末に$5.6bnの投資でMS株9.9%所有、その他にもMSによるREITにも投資している。
  • 東京不動産市場改善の兆しかというセンチメントあり。

<<その他関連過去記事 (hat tip @gshibayama)>>

モルガンS不動産ファンド、大型物件のローン返済困難との見方も=関係者
(ロイター, 2/17/11)

M.Stanley funds face Tokyo property debt deadline
(Reuters, 2/16/11)

太陽風燃え上がり、世界の情報システム損害2兆ドル規模の危機?

Scientists warn of $2,000bn solar ‘Katrina’
(Financial Times, 2/20/11)

  • 太陽が長い眠りから覚め、強烈な炎を巻き上げているそう。太陽は約11年周期で寝たり起きたりしているが、今回の寝覚めはやや遅いようで、2013年にそのピークを迎えると予測されている。これまで観測された中で最も太陽風が強烈だったのは1859年で、当時整備されたばかりだった電信システムのほとんどが作動しなくなった。
  • 科学者達は、現在の世界の情報網・コミュニケーション網・電気配送のネットワークが、前回のピーク(2000年)の時よりもGPS衛星などへの依存度をはるかに増していることから、仮に今回の太陽風が1859年のときぐらい強い電磁波を撒き散らす規模のものになると、その被害は甚大になると警告。
  • 1989年にも、やはり強い太陽風の影響で、地上の電線で急激な電圧変化が生じ、カナダのケベック州全域で停電になるなどの被害が生じた。米政府は、同様の影響が仮に起こると、被害損失はグローバル全体で最大2兆ドルになる可能性があると試算。



2.19.2011

コートジボワールで軍が民衆に発砲、二人死亡

Protesters killed in Cote d'Ivoire crackdown
(Breaking News, 2/19/11)

  • 大統領即時辞任を求めるプロテスターの民衆に向けて、軍が発砲、少なくとも2人が死亡したとBBC。
  • 昨日MHJ別館で紹介した記事中で、アフリカ連合から別国のリーダー達が勧告に来るという話について、11月の選挙で勝利した大統領に任命された首相が次のようなことを言っていた。北アフリカ・中東のエリアを越えて反乱が広がる不穏な空気が・・・。
  • 商品相場でカカオ豆は上昇中。

(引用)
"We don't need the African Union ... In Egypt, was the African Union there? Was there a panel of heads of state there? It was the Egyptians that chased Mubarak out .... Gbagbo isn't stronger than Mubarak," said Soro. "The people of Ivory Coast need to do launch their own revolution."

「アフリカ連合が来てくれる必要などない。エジプトにアフリカ連合が出ていったか?他のアフリカ諸国のトップ達があの場にいたか?ムバラクを追い出したのはエジプト人達だ。Gbagboはムバラクほど強くはない。コートジボワール国民は自らの手で革命を起こす必要があるのだ。

ブラジルのオフィススペースの賃料、NYを上回る

Office rent in Rio is America's dearest
(Financial Times, 2/18/11)

  • ブラジルのリオの高級オフィススペースの賃貸料が前年比47%上昇、初めてニューヨークを超え北米南米全体で最も高いスペースに。Cushman & Wakefield の調べ。
  • ちなみに、プライムスペースの世界トップ5と平方mあたりのコストは以下の通り。1)香港=$2644、2)ロンドン(ウェストエンド)=$2563、3)東京=$1827、4)リオ=$1321、5)ニューヨーク(ミッドタウン)=$1260。
  • ラテンアメリカでは、プライムオフィススペースはアルゼンチン以外で上昇中。南米での賃料は年率12%アップで、世界で最高の伸び率。

コートジボワールで銀行閉鎖、危機深まる

Ivory Coast's largest bank closes, crisis deepens
(AP, 2/17/11)

  • コートジボワールで最大規模の銀行含む民間銀行9行が閉鎖。同国の公務員のほとんどがこれらの銀行への給与振込みとなっており、現金不足を恐れる民衆が銀行に押し寄せて取り付け騒ぎ。
  • 記事によると、昨年11月に行われた選挙で敗北した現大統領が現職を去ることを拒否、これに対して国連が金融制裁を発動、大統領の署名を失効させたために、通貨の発行が事実上不可能に。同国政府は民間銀行への預金もできなくなって、公務員の給与振込みがストップ。外銀を筆頭として民間銀行は、短期的に通貨と現金を回すことができなくなったことを理由に、今週次々と閉鎖。ひとびとはまだ閉鎖していない数少ない銀行にキャッシュを求めて殺到しているが、それに完全に対応することは無理らしい。
  • Gbagbo大統領は国営のカカオ豆取引からカネを融通していたが、EUの禁輸措置でカカオ豆の輸出禁止は6週間目に入り、その資金融通も困難に。
  • 来週、アフリカの5カ国首脳が同国を訪れ、退職を拒否しているGbagbo大統領に辞職するよう説得に行く予定。

2.18.2011

韓国でバンクラン

Bank run fears engulf savings bank industry
(Korean JoongAng Daily, 2/18/11)


  • 韓国のBusan II Savings Bankが、当局により6ヶ月の営業停止。2010年末日付けで、同行の自己資本比率は6%(韓国での最低所要比率5%)だが、負債が資産を上回り125億ウォンの債務超過。パニくった預金者が、預金引き出しを求めて、同行の入り口に100メートルの列を作る騒ぎに。
  • その他、自己資本比率が5%を下回った銀行5行も当局により名前が公表された。
  • パニック拡大を恐れた韓国銀行当局は、国営銀行と4大銀行を通じて貯蓄銀行セクターに2兆ウォンの緊急流動性融資を急遽注入することを決定。さらに韓国貯蓄銀行連盟が借りれる融資枠を6千億ウォンから3兆ウォンへと5倍増し。

米ヘルスケア改革法を撤回するコストは$210bnと米予算事務局

Repealing healthcare law would cost $210 billion: CBO
(Reuters, 2/18/11)

House Republicans begin efforts to defund health-care overhaul
(Washington Post, 2/18/11)

  • 先月、共和優勢の下院で、「オバマケアは財政悪化をもたらす」としてヘルスケア法を撤回する試みが245-189で通過した。(先月の関連記事はこちら)
  • オバマケアの撤回は「民主」対「共和」の政争の最大の焦点になっていて、共和はさらにオバマ政権にプレッシャーかけるために、ヘルスケア法の実行に必要な政府資金そのものをブロックする動きに出ている。その動きを牽制するため予算事務局から$210ビリオンという数字。
  • 最近の議会は、政争のための政争の場と化しており、米国民の声とはもはや繋がりがなくなった感あり。

2.17.2011

アメリカの老人ホームでの苛め

Mean old girls: Seniors who bully
(MSNBC, 2/16/11)


  • リタイア後の老人ばかりが住むコミュニティで、特定の住人をターゲットにした苛めが多く報告されてるとのこと。
  • 男性の場合は面と向かってイジワルするが、女性の場合は陰口や虚偽の話を広めて嫌がらせをするなど陰湿。10人や20人ぐらいのイジワル婆さん集団が、老人ホーム内で我が物顔にいじめを繰り返しているコミュ二ティもあるよう。苛めの対象になった老人は気分が重く、レクリエーションルームに行くのをためらって自室に閉じこもったり、人と顔を合わす機会を避けたり。
  • アメリカで、しかも、老人ホームで、70いくつにもなって苛め・・・いじめの問題は、場所・世代を問わず、どこでも起こる問題のよう。

D.Boerse unveils NYSE deal, now faces bumpy road

D.Boerse unveils NYSE deal, now faces bumpy road
(Reuters, 2/15/11)

CME might pursue NYSE to stave off competitive threat.
(Crain's, 2/14/11)

  • ドイツの証券取引所、NY証券取引所を$10.2bnでテイクオーバー。合併後は年間のトレーディングボリューム$20tn、オペレーションは米国・ドイツ・フランス・ベルギー・オランダ・ポルトガル・英国にまたがる巨大取引所に。
  • ディールに詳しいソースによると、NYSE Euronextの価値は本ディールで一株あたり$39、これは2012年の収益の13~14倍程度。新会社の株主構成は米国55%、ドイツ11%、英国11%、残り23%。NYSE Euronext株は、新会社の株と、1:0.47の比率で、また、D.Boerseの株式は1:1の比率でスワップ。
  • アメリカンキャピタリズムの買収は、政治的・感情的に物議をかもし出して前途多難な様相。シカゴの証券取引所も負けるもんかと手を挙げるだろう、というCrain's の記事も。最近のMHJ関連記事はこちら

Met's Clickable Moment: Fans Want to Buy Team

Met's Clickable Moment: Fans Want to Buy Team
(New York Times, 2/16/11)


  • オーナー達がメードフの巨大ネズミ講スキームと関わり$1bnの訴訟をされている野球チームニューヨークメッツ。ファン達が自分達でメッツを買い取ろうと、サイト( BuyTheMets.com )を立ち上げてひと口$999でチームを買うための資金集めをしてるという話。NYメッツファン、果たして見事、メジャーリーグのオーナーになれるか。
  • これとは別に、チームは大口投資家を探しており、ドナルド・トランプが興味を示しているというウワサも。

Reagan and Reality

Reagan and Reality
(New York Times, by Bob Herbert, 2/14/11)


  • 第40代大統領ロナルド・レーガン、生きていれば今年100歳。富裕層への減税措置を筆頭とした「レーガノミックス」は、今日なお、共和保守の政治哲学として奉られている。
  • だが、労働者階級に圧倒的な人気を誇り、彼らの代弁者というイメージを演じたレーガン大統領その人とレーガノミクスは、互いに相容れないものなのだという、Bob Herbertのコラム。
  • レーガノミクスの鎧を被り減税と歳出削減を強く推す共和党保守と、富裕層優遇に反対し教育などの予算削減を阻止しようとするリベラルとが、オバマの予算案をめぐり、対立している。

以下、本文から引用。

2.14.2011

Why the stock market is increasingly irrelevant

Why the stock market is increasingly irrelevant
(Reuters, 2/14/11, by Felix Salmon)

Wall Street's Dead End
(New York Times, 2/14/11)


  • NY証券取引所がドイツ資本に買われることになった件について、ロイターの金融ブロガーFelix Salmonが「米株市場はアルゴリズムとスペキュレーターが金融資産にベットする場所に成り果て、キャピタルを配分するというコア機能は失われ、アメリカン・キャピタリズムをはぐくむ場所ではなくなった。強い米国株市場が強い米国経済を意味するかといえば、それもない。米株市場はもはやirrelevant(あってもなくても同じ)。」と厳しい指摘。

Government’s Overwhelming Role in Mortgages

Government’s Overwhelming Role in Mortgages
(Wall Street Journal, 2/14/11)


  • 92%=新たにオリジネートされた米住宅ローンのうち、ファニ・フレ等エージェンシー通じて米政府がサポート入れてる融資の割合。
  • ファニ・フレ改革についての関連記事は、こちら
  • ガイトナーは「モーゲージ改革には5年から7年かかる」との認識。いまここで無理やり市場規律を持ち込んでも、上のグラフのように民間が死に体のままでは悪化するだけ。

Obama Budget Relies on Gloomier Economic Outlook

Obama Budget Relies on Gloomier Economic Outlook
(Wall Street Journal, 2/14/11)


  • オバマの予算案のベース:実質GDP=3.1% up (4Q2011) and 4.0% up (by 2012); 失業率=8.6% (2012) 徐々に減少して5.9% (2015)に。
  • ホワイトハウスが示した前提は市場のエコノミスト予想よりもややコンサバな見通し:WSJによる予想サーヴェイでは、GDP= 3.5% up (4Q2011); 失業率=8.6% (2011終わりまで)

A Cheat Sheet for Obama’s Budget

A Cheat Sheet for Obama’s Budget
(Wall Street Journal, 2/14/11)


  • オバマ大統領が発表した予算削減案の概要。内容そのものよりも、「民主」vs「共和」の政争色のほうがいまのワシントンDCには濃厚で、ふたたび議会がグチャグチャもめるフェーズに。

2.13.2011

Reflections on the Revolution in Egypt

Reflections on the Revolution in Egypt
(Project Syndicate, 2/13/11)


  • 元米国務省シニアで現The Council for Foreign Relationsのトップ、Richard Haassによる寄稿。
  • 「ムバラク辞任には大きな意味があるが、これがエジプトの今後を決定する出来事ではない。これは始まりの終わりであって、エジプト情勢が及ぼす近隣諸国への影響は一貫性の無いものになると予測される。エジプトで起こった変化が歴史的にどんなインパクトを持つかについては不透明、現時点で手放しでポジティブになる段階ではない。」

(以下本文より引用)

Egypt, US may make emerging market investors more selective

Egypt, US may make emerging market investors more selective
(Reuters, 2/8/11)

  • 2月2日までに、ETFの全体のファンドフローは$2.17bnのマイナス(トムソンロイター調べ)。新興市場からの資金流出が広範囲で起こったのが主因で、EEM (iShares MSCI Emerging Mkt Fund)からだけでも$4.45bnの流出。中東情勢の不透明感、中国等の金利上昇懸念。
  • 一方で、米国ベースのETFには資金流入$4.2bn。好調な企業決算や経済指標から先行きに明るい見通し。

2.11.2011

President Obama on a Historic Day in Egypt




トランスクリプト全文は以下:

Good afternoon, everybody. There are very few moments in our lives where we have the privilege to witness history taking place. This is one of those moments. This is one of those times.

The people of Egypt have spoken, their voices have been heard, and Egypt will never be the same.

Trade unions: the revolutionary social network at play in Egypt and Tunisia

Trade unions: the revolutionary social network at play in Egypt and Tunisia
(Guardian, 2/10/10, hat tip @nofrills )

(今回の蜂起が起こる前から)エジプトでは7年に渡って組合闘争が多発しており、それらの運動を通じて結束を固めた組合員たちは、国内のみならず、さらに海外とも組織連携も深めていた。今回起こったチュニジアとエジプトでの蜂起は、そうした組合運動の【下敷き】があることを忘れるべきではないし、彼らの国際的な組合ネットワークを通じて現地からの情報が方々に送られた、と記事は言う。専門家達がエジプトとチュニジアでの騒乱を予知できなかった理由は、彼らが労働者階級の民主主義への強い願望を無視し見過ごしていたからだ、他のアラブ諸国の独裁政権が脆弱で不安定な状態に置かれ続ける理由を知りたければ、労働者との関係がどうなっているのかを見ればよい、と記事は結論。


Demonstrations Stir Fear Among Egypt's Copts

Demonstrations Stirs Fear Among Egypt's Copts
(NPR, 2/9/11, hat tip @eurodollari)

That view is one shared by many Copts, who account for some 10 percent of Egyptians. They say Mubarak and his Cabinet are being made to answer for past wrongs. But they also worry that Islamist groups long suppressed by the Egyptian government will gain enough power to turn Egypt into a fundamentalist state — subject to Islamic laws and hostile toward religious minorities like the Copts.

  • Coptsクリスチャンはエジプト全体の10%。彼らは、ムバラクが去ったあと、エジプト政府から長いこと抑圧されてきたムスリム同胞団がエジプトを原理主義国家に変えるパワーを得て、イスラム法を適応しCoptsクリスチャンのような宗教的マイノリティに敵対的になるのではないかと懸念している。

Fannie, Freddie Phaseout Proposed

Fannie, Freddie Phaseout Proposed
(Wall Street Journal, 2/11/11)
WASHINGTON—The Obama administration unveiled a proposal Friday for winding down mortgage giants Fannie Mae and Freddie Mac, spelling out three options for what could take their place and setting the stage for a debate over the nation's $10.6 trillion mortgage market.
  • ホワイトハウス、$10.6tnのモーゲージ市場の今後のあり方を変える道順を示す「白書」を発表。目標に掲げるのは、(1)住宅金融市場における政府の役割の縮小、そして、(2)政府の保証なしで発行されたMBS債の市場再活性化。

2.10.2011

Twitter as Tech Bubble Barometer

Twitter as Tech Bubble Barometer
(Wall Street Journal, 2/10/10)
As Internet valuations climb and bankers and would-be buyers circle Silicon Valley in an increasingly frothy tech market, many eyes are on one particularly desirable, if still enigmatic, target: Twitter. Discussions with at least some potential suitors have produced an estimated valuation of $8 billion to $10 billion.
  • ツイッターのバリュエーション見積もり、$8~$10ビリオン。テク・バブルのバロメーターかとWSJ。2010年の同社の収益$45mil、新規採用とデータセンター拡大におカネ出て行って、最終利益は赤字。